踊り始めたきっかけを聞く
ある日元プリマの方にバレエを始めたきっかけを聞いたら、
「3歳の時に、私これやる!って、言ったの。」と。
3歳で自分で決めるって、すごい。
その方は両親が芸術に関わる方だった訳でもなく、連れられて行った訳でもなかったと聞いて、踊りの神様に呼ばれた方だったのかなと思います。
私の3歳は母に連れられ新体操教室から始まりましたから、自分で決めていないですね。
だからすごいと思ってしまうんでしょうね。
新体操の練習が嫌だった記憶と(怒られたり、グイグイ柔軟が嫌で)、フラフープやボールで遊ぶのは好きだった記憶。
体育館が閉鎖になるのをきっかけに、バレエへ転身。それも母に連れられて。
母に連れられたのが嫌だった訳ではありません。振り返ってみたら自分からではなかったなという気付きです。
(そして後から聞いた話だと、そのままやっていたら新体操の強い某有名大学へ推薦入学という道だったそうです。フェアリージャパン入りしてたかもしれませんよ!笑)
自分で決めて踊りをするようになったのは、高校生からですね。
TVで強豪ダンス部がアメリカ遠征に行く姿を見て憧れて。このダンス部に入る!って決めて、受験して入りました。当時部員100名!
とにかく、それまでは自分で踊ることを決めてないんだと思います。
私の場合は。
それから今まで、ずっと踊っているこの不思議。笑
もう潮時かな、もう踊るのは無理かもしれないと思うと、引き揚げてくれる人が必ず現れます。
踊る環境へと導かれていくという不思議。
ただ、引き揚げられるけれどそこでやるかやらないかを結局は自分で決めているから、、、
自分で決めるほど、パワフルなものはないですね!
もちろん、やめると決めることも含めて。
しかもやると決めたら次段階は、やり切ることですからね!笑
そこがさらにパワーが必要なんじゃないかと思います。
でもこれは、人に言われて湧き上がるパワーではない気がするので、難しいところです。
実は決めることよりも、
続けることの方が凄く重要なんだと思います。
あ、、、踊るきっかけの話から、踊り続ける理由みたいな話になりそう。笑
でもこの手のお話っていろんなダンサーに聞いてみたいですよね。
皆さんは、どうですか???
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